Confidential proposal draft

LINEとSpreadsheetを変えずに、
IVIさんの業務記憶をつくる。

タレント・マネージャー・デスク間のやり取りは、すでにLINEが一次窓口。Spreadsheetは「使いたいから」ではなく、LINEで流れてしまう情報を社員が扱える形に残すための現実解です。L-memoryは、その現実を崩さず、LINE intakeから案件・請求・経費・勤怠・引き継ぎを段階的に構造化します。

提案の核

社員の現場UIはLINEとSpreadsheetのまま。役員陣には必要に応じてダッシュボード。最終的には、あらゆる相談・申請・確認をLINEから受け付け、裏側でSpreadsheet / 管理台帳 / ダッシュボードに反映する。

対象IVI Entertainment様
入口LINE intake
社員UILINE / Spreadsheet
経営UIDashboard optional
Premise

Spreadsheetをなくす提案ではなく、Spreadsheetに入る前を整える提案。

IVIさんにとってSpreadsheetは、勤怠・経費・案件・請求などで社員に馴染みがある管理面です。したがって、初期導入では「新しい画面に移る」よりも「LINEで受けて、必要なものだけSpreadsheetに残る」状態を作る方が受け入れられやすいです。

現場

LINEが一次窓口

タレント本人、マネージャー、デスクの会話はLINEで進む。案件条件、金額、請求、予定、体調、引き継ぎが雑談と一緒に流れる。

管理

Spreadsheetが現実的な台帳

社員が慣れているため、勤怠・経費・案件管理はSpreadsheetが自然。問題は入力そのものではなく、LINEから転記する前に抜けること。

経営

役員には俯瞰画面

役員陣は新しいダッシュボードでもよい。現場に新UIを強制せず、経営・管理側だけ集計ビューを持つ分離設計が適切。

Operating model

LINE intake → AI整理 → 人間承認 → Spreadsheet / Dashboard反映。

最初から完全自動化しません。AIは候補を拾い、分類し、下書きにする。デスクまたはマネージャーが承認して、社員が見慣れたSpreadsheetや必要な通知に反映します。

01

LINEで受ける

案件相談、勤怠連絡、経費、請求書、金額確認、引き継ぎをLINE上で受ける。現場の入力体験は変えない。

02

L-memoryが構造化

会話から「誰が・何を・いつまでに・どの案件で」を抽出。金額、請求、経費、勤怠、リスク、本人の兆候を分類する。

03

既存管理面へ反映

承認された情報だけをSpreadsheet、案件台帳、カレンダー、役員向けダッシュボードへ。必要ならLINEに確認返信を戻す。

導入メッセージは、「Spreadsheetを置き換える」ではなく「LINEからSpreadsheetに入るまでの抜け漏れをなくす」がよい。
Use cases

最初に対象化すべき業務。

IVIさんの現在のLINE運用とデスク業務に合わせ、まずは業務インパクトが大きく、かつ人間承認を挟みやすい領域から始めます。

案件管理

  • 出演・撮影・SNS案件の進行状況
  • 日程、場所、衣装、集合、返信待ち
  • クライアント確認事項と決定事項

請求・金額

  • ギャラ、交通費、税込/税別、支払い条件
  • 請求書送付依頼、未送付候補
  • 入金確認、経理への確認依頼

勤怠・経費

  • 稼働報告、遅刻/体調不良、休み相談
  • 立替、領収書、交通費申請
  • Spreadsheetへの転記候補化

引き継ぎ・リスク

  • 担当変更時の要点サマリー
  • 本人NG、クライアント要望、注意事項
  • 辞めたい/疲れている等の兆候候補
Roadmap

導入は3段階。現場を変えず、裏側から整える。

全社一括ではなく、1マネージャー・数名のタレント・一部LINEグループから開始します。

Phase 1 / 2 weeks

LINE見落とし削減PoC

1マネージャー×3〜5タレントで、朝サマリー・タスク候補・金額/請求候補を抽出。社員はLINEと既存Spreadsheetのまま。

Phase 2 / month 1-2

Spreadsheet連携・デスク承認運用

AIが候補化した案件、勤怠、経費、請求情報をデスクが承認し、Spreadsheetへ反映。転記作業を「探す」から「確認する」に変える。

Phase 3 / month 2-3

LINE intakeの標準化

タレント・社員がLINEで申請/相談/報告できる型を増やす。役員陣には案件、請求、未対応、リスクを俯瞰するダッシュボードを用意。

Future

全部LINEから受ける業務OSへ

勤怠、経費、案件、請求、引き継ぎをLINEから受け、裏側で管理台帳・カレンダー・レポートへ接続する。

PoC design

PoCで見るべき成功指標。

AI精度だけを見ない。現場で「確認時間が減ったか」「転記漏れが減ったか」「デスクの仕事が進行管理に寄ったか」を測ります。

対象範囲1マネージャー、3〜5タレント、案件/請求/勤怠・経費に関わる主要LINEグループ
出力朝サマリー、対応必須リスト、Spreadsheet転記候補、請求/金額アラート、引き継ぎメモ
承認者デスク担当・マネージャー。金額、請求、契約条件は必ず人間承認
KPILINE確認時間、転記時間、未対応タスク発見数、請求/金額候補の検出数、不要通知率、デスク満足度
やらないことAIによる請求金額の確定、勝手な請求書送付、契約判断、自動返信の全面解放
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社員向け

基本はLINEとSpreadsheet。新しい管理画面を覚えなくてよい。
LINEで報告・申請・確認した内容が、必要に応じて台帳化される。
デスクは流れた会話を探すのではなく、AI候補を確認する。

役員向け

案件進行、請求、未対応、勤怠/経費、リスクを俯瞰。
現場UIを変えずに、経営側だけ新しいダッシュボードを持てる。
デスク採用だけに頼らず、業務記憶を会社に残せる。